FingerVision
人とロボットの可能性を広げ、
社会システムをアップデートする

FingerVisionは、大学発の先進「視触覚」技術を実用化することで、
ロボットや機械の実社会における適用領域を広げ、様々な社会課題を
解決することを目指しています。
コア技術:視触覚センサ
「画像(カメラ)をベースに触覚を再現する」というコンセプトをコア技術とする大学発のスタートアップです。
FingerVisionセンサは透明で柔らかい皮膚と小型カメラで構成されています。
ロボットハンド等の指先に搭載することで、触覚(力や滑りの分布等)を知覚できるようになり、
あたかも人が「手のひら」の感覚を使って物体を扱うような制御をロボットで実現できます。
ロボット化、AI 化の流れは今後さらに加速すると予想されるものの、「触覚」の⽋如が
ロボットや機械の適⽤範囲を限定し、テクノロジーの社会実装を妨げています。
当社のコア技術でロボットの⾏動⽣成能⼒を向上させることで、
⼈⼿をかけて対応せざるを得なかったタスク(特に過酷・劣悪な労働環境、危険な作業等)を
ロボットが担うことができるようになります。
ロボットの活⽤範囲が広がることは、社会システムにおける人の役割、ロボットの役割を再定義することに繋がります。
よりよい社会のありかたを実現するための具体的な解決策の1つとして、
革新的かつ実用性の高い触覚技術・ロボット技術を提示し続けます。
センサの特徴
高機能(高解像度・マルチモダリティ)でありながら、経済性に優れ、高耐久な実用的センサです。
マルチモダリティ
カメラで取得した画像情報から力分布(x, y, z方向)のみならず、滑り分布や対象物の重さ、把持位置・姿勢、形状、テクスチャ、異物、などの複数のモダリティを取得できます。
カメラ(高解像度)を利用するため、他の種類の触覚センサと比べて、力分布や滑り分布が高解像度です。
性能向上のドライバーがソフトウエア側にあるため機動的な性能Updateが可能となります。
安価
「画像(カメラ)に基づく」という特性上、センサーを構成するハードウエアの機構が極めてシンプルであり、原価が低く経済性に優れます。
汎用ロボットアームに着脱できるため、安価なロボットアームを選定すれば、その分、安価に実利用できます。
高耐久
外力は皮膚で吸収され、電子部品(カメラ)とは物理的に遮断されており、原理的に高耐久です。
皮膚が破損しても、安価に取り替えることが可能です。
会社情報
会社名
株式会社 FingerVision
代表取締役
濃野 友紀 Yuki Nono
事業内容
-
触覚センサ及びその処理プログラム等の開発、製造、販売、導入及び普及
-
ロボット及びその周辺機器等のシステム構築、導入、保守、運用支援、リース及び技術指導
資本金等
104百万円
開発拠点
東京都文京区本郷3丁目39-17 KOGAビル3階
〒113-0033